生前対策で最も優先度が高いのは「揉めない」ための準備です
✓法定相続人ではないが、世話をしてくれた嫁に遺産を遺してあげたい
✓主な財産は自宅だけ、同居以外の子供に何も遺してあげられない
✓特定の子どもにだけ多額の援助をしている
✓事業を継ぐ子どもに財産の多くを遺したい
揉めない相続は生前のうちに準備しましょう
自分が去った後、子どもたちがお金でもめる姿は想像したくないものです。
そうならないためには、生前のうちにどのような遺産分割にするか決めて、分けやすい財産の形にしておくことが重要です。
相続対策の失敗例として、相続税の節税対策ばかりを気にしてアパートを建てたところ、相続税はかからないものの分けにくくなってしまうケースがあります。
そうならないためにも、生前対策の優先順位を見極めて適切な準備をしていきましょう。
遺産分割対策に関する強み
①より収益性の高くなる資産の組み換え
オーナー様の中には、「売却=資産が減る」「先祖代々の土地を打って現金化し、お金儲けをしている」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、より良い相続の為には資産組み換えをしたほうが良い場合もあります。組み換えの手法を組み合わせ、相続が発生する前に対策を打つことによって、財産の目減りを防ぎ、あるいは財産を増やすこともできるのです。
②弁護士との提携で遺産分割紛争や遺言書、後見人のサポートも可
遺産分割でもめ事が起きそうな場合は、弁護士へ相談するのが一般的です。また、明確に誰にどのように遺したいかが決まっているのであれば、遺言書を遺しておくことが望ましいです。当社では、提携の弁護士がおりますので相談者様の細やかな事情なども汲み取って一緒になって解決にあたることができます。
③揉めやすい不動産に関する専門的な提案
遺産分割において最も揉めやすいのが不動産です。なぜなら、均等に分けることが難しい財産だからです。分けやすくするために売却をして現金化できるのが最善ですが、先祖代々の土地や家を売るべきか、そもそも売却できるのか?様々な課題が見えてきます。私達は不動産売買や土地の活用方法において郡山市で数多くの実績を持っています。安心してご相談ください。
遺産分割対策の実例
遺産分割で争いのもととなるのは、分けにくい財産しかない場合や、誰かに財産が偏るケースです。
当社では、様々な相続の案件に携わっていますので、数ある解決方法の中から、ご相談者様のお悩みに合わせた最適な方法を提案いたします。
遺産分割対策のイメージが湧きやすいよう、実例をもとにどのように生前対策をしていくかご説明いたします。
長男に事業を継がせたいが、長女にはどのように財産を遺せばいい…?
ご相談者様
70代男性
家族構成
夫婦、長男、長女
ご相談内容
そろそろ経営者を引退して、長男に継がせたい。
長男には自社株の相続を考えているが、どれくらいの価値なのかが分からない。
また、長女にはどのように財産を遺せばよいのだろうか。
対象となる主な財産
・自社株
・借入金 3千万円
・預貯金 1,000万円
サポート内容
相談者様のご要望は大きく分けて2つありました。
一つは、分散している株式を、長男に集められるように贈与すること。
もう一つは、長女は会社の経営には関わっていないので、別の形で財産を遺してあげること。
まずは、経営を退いた社長ご夫妻が今後も安心して暮らせるよう、会社から退職金という形で5,000万円を支払いました。
長女には、退職金の一部を贈与したり、現金での一括贈与をするよりも、長く長女の生活の支えとなるよう、太陽光発電設備を取得して贈与する形を選択しました。
相続後も見据えた提案を行います
遺産分割対策は財産を平等に分けることが目的ではなく、相続をした人がその後も安心して暮らしていけるかどうかがポイントとなります。
相続対策のプロにお任せいただくことで、一点だけに注目するのではなく総合的な視点で俯瞰し、最適な選択を提案いたします。
書籍やインターネットで情報を収集できる時代ですが、ご自身だけで全て解決するには至難の業です。
相続のプロに安心してお任せください。