相続発生後に困らないために納税資金を確保しましょう
✓相続税を支払う分の現金が手元にない
✓他人に貸している土地、使わなくなった農地を持っている
✓投資不動産(アパートなど)を所有している
✓非上場株式(自社株含む)を多く所有している
節税よりもまず納税資金の確保を優先しましょう
相続対策というと思い浮かぶのが節税対策だと思います。
しかし、節税対策よりも優先すべきなのが納税資金の確保です。
相続税は現金一括払い。相続発生前から早めに対策をする方法があります。
納税資金に困るのは、すぐに換金しにくい財産を多く所有している場合です。
現金化するまでには時間がかかることを想定し、相続税がかかることが分かった時点で対策を始めましょう。
相続税の納税資金対策に関する強み
①累計売買実績100件以上の投資不動産のプロが在籍
不動産を現金化するには、買い手を見つけなければなりません。
売れる不動産にするノウハウに加えて、福島県内の広い人脈によって不動産の購入を考えている方への媒介役となることが可能です。
実務経験を積んだ専門スタッフが誠心誠意対応します。
②福島県内100社以上のコンサル実績だからこそできる自社株対策
相続税上の自社株の評価は、自社の保有する手元の現預金の金額などから得られる実感に対して高くなることもあります。しかし、相続税の評価は人為的に引き下げることもでき、事業承継にあたっての納税リスクに備えるための提案が可能です。具体的な方策は様々ありますが、相続税だけではなく経営に詳しくなければ適切に対策ができません。当社は福島県の100社以上のコンサルティングを行っている経験を活かして確度の高い納税資金対策を行います。
③相続後を想定した財産の残し方を提案
納税資金を確保するために資産の組み換えや、自社株の評価額を引き下げるなどの対策を行います。しかし、それぞれを一つずつ考えるのではなく、全体バランスを考えて対策をするべきです。なぜなら、あなたは「納税資金対策」が目的ではなく、財産を継ぐ方にとって最善の形で相続することが目的なはずだからです。不採算を生む投資を切捨て、受け継いだ方にメリットとなる残し方を提案いたします。
納税資金対策の実例
納税資金対策というと、納税のためにお金を借りなければいけないのかと不安になります。
しかし、今お持ちの財産をうまく活用することで資金の確保は十分にできるはずです。
当社では、効果的かつ真に意味のある節税対策を、プロの視点からしっかりと提案しております。
資金確保のイメージが湧きやすいよう、実例をもとにどのように生前対策をしていくかご説明いたします。
納税資金に不安を抱える不動産オーナーの奥様からのご相談
ご相談者様
70代女性
家族構成
夫婦、お子様1人
相談内容
修繕費などアパート経営にも色々と経費がかかり、預貯金が心もとない。
アパートローンも残っているし、主人に万一のことが起こり、相続税がかかると、お金が足りなくなってしまう。
対象となる主な財産
・預貯金 1千万円
・アパート4件 評価額3億円
・借入金 5千万円
相続コンサルタントによるプランニング
まずは、所得税の税務申告書と固定資産税の課税明細書を持参頂いて、資産内容を口頭で説明しました。
奥様のご要望は、アパートの一部は子供に相続したいとのことでしたので、その場で相続税を概算すると、2,500万円かかることが分かり、手元の預貯金では払えないと気づきました。
一部を子供に相続すると、奥様に残るアパートと借入金では、資金繰りがマイナスになってしまうことが分かり、現状を説明しました。
相続の生前対策の他に、不動産チームによる物件調査、金融機関OBによる収支・借入金の見直しを提案。
提案にご納得いただき、プランニング通りの生前対策ができるよう、コンサルティング契約をいたしました。
解決方法
・納税額が少なくなるよう、子供に相続する物件を見直し。
・納税資金確保と収支改善のための物件入替え。保有物件の売却、相続税軽減にもつながる新たな物件取得を斡旋
・金融機関との交渉方法をアドバイス。アパートローンの借換をして、月々の返済額を削減。
結果
・納税資金を確保できた
・物件の入替え等により、相続税も少なくなった。
・アパート事業の収支改善ができた
・相続発生後も資金繰りがまわるようになった
相続後も見据えた提案を行います
相続税のシミュレーションをした時点で、納税資金がなく不安に感じる方はたくさんいらっしゃいます。
相続が発生してからではなおさら、子供たちが苦労することになってしまいます。
納税資金の確保は一朝一夕にはいきません。
だからこそ、判断力があり、お元気なうちにしっかりとした準備が必要です。
私たちは、ご家族の皆様が相続後も安心して過ごせるように、将来を見据えたプランニングを行います。
相続について何から手を付けていいか分からないという方でも、順序だてて説明いたしますのでまずはお気軽にご相談ください。